樋口 隆史(ひぐち たかし) 福岡

現場の聞き取りから要件を定め、
担当者が替わっても業務が回る仕組みづくりまで。

現場の困りごとを丁寧に聞き取って課題を見極め、生成AIを業務に組み込み、手順として残して引き継ぎます。

FDE(Forward Deployed Engineer)とは 顧客の現場に入り、業務の設計から仕組みづくり、定着、成果の展開までを担う役割です。米国のパランティア(Palantir Technologies)が、技術者を顧客の現場に直接送り込む職種として始めたものです。国内では、IoT検定制度委員会が2026年6月に国内初のFDE検定制度の構想を発表し、9月に試験の評価基準を公開してベータ試験を始めました。同委員会は、現場への定着と、成果を再現できる形で組織全体へ広げることを、FDEに欠かせない責任範囲としています。

デジタル推進委員(デジタル庁任命)/AI業務支援士/生成AIパスポート/実務教育学修士(専門職)

  1. 要件定義
  2. 設計
  3. 試作
  4. 試行運用
  5. 定着組織と個人に
  6. 通常はここまで+ 再現性担当者が替わっても回る

定着させたうえで、手順として残し、担当者が替わっても同じ結果が出る状態にして引き継ぎます。下の各取り組みの右端の欄が、その結果です。

私立大学職員時代

私立大学の事務職員として24年。大学には案件ごとに体制や予算を組む仕組みがなく、どれも通常業務と並行して自分で立ち上げたものです。

学内印刷業務の子会社移管2011年

要件定義担当外の立場から、発注の条件が余剰在庫と特定の職員への業務集中を生んでいる構造をつかんだ

設計・実装収益子会社へ移す案を提案し、採用されて設立

定着・再現性提案者の手を離れて独立運営に。累計10億円超の収益事業になり、他大学も導入

遠隔会議の導入2018年

要件定義全学の会議のたびに、授業や研究指導が止まっていた

設計・実装最上位の会議体から導入し、5年の回収計画で投資判断を得た

定着・再現性トラブル事例を画像付きの手順書にし、他部署が自ら利用を申し出た。1日4〜5件の会議で使われる状態に

駐車場の利用区分の再設計2019年

要件定義30年続く赤字。許可枚数に根拠がなく、利用区分と実際の利用者が一致していなかった

設計・実装天候や行事などの条件別に利用の実態を測り、日勤と夜勤の重なりから許可枚数を算出

定着・再現性巡回記録が仕組みとして続き、追加投資なしで許可枚数1.5倍、赤字から黒字へ

認証評価のオンライン実地調査2020年

要件定義コロナ禍で、集まることを嫌う教職員を集め、会場を一人で作る必要があった

設計・実装費用ゼロで会場を自作し、感染対策の責任者の出席を先に確保して全学の体制を組んだ

定着・再現性全日程トラブルゼロ。少数で受けていた実地調査を全学参加型に変え、大学基準に適合

生成AIによる窓口対応の標準化2023年

要件定義窓口対応が一部の6名に偏り、昼休みも返上していた

設計・実装生成AIで各係のマニュアルを統合し、回答案を12名全員で確かめて、答えが割れる箇所を直した

定着・再現性2係12名全員が一次対応できる体制に。二次対応は来訪者の約2割まで減少

生成AIとの分業による業務の見直し2023〜2024年

要件定義AIに任せられる部分と、人が持つべき部分を分ける

設計・実装AIに任せる部分を切り分け、最終責任は人が持つ型で運用

定着・再現性1日の仕事が半日に。大学と福岡市役所の両方で再現

行政と地域の現場へ(2025年〜)

コードと全出力を公開し、誰でも同じ結果を確かめられる形で残しています。

太宰府市役所への課題解決案2025年

要件定義太宰府市役所が抱えていた課題を聞き取った

設計・実装同様の課題を解決した他の自治体の前例を付けて、解決案のたたき台を作成

定着・再現性採用を求めず、使える部分を自由に使える形で無償提供

福岡市役所での滞留処理と手順の標準化2025年

要件定義照会業務1,176件が滞留していた

設計・実装業務の流れを3つに分け、並行して処理する形に組み直した

定着・再現性標準処理手順書で平均処理時間を半分に、誤りは0件。庁内の標準として登録

デジタル推進委員向けの講座2026年

要件定義受講者はシニアのデジタル推進委員。自分の生活ですぐ使える題材に絞る

設計・実装60分のオンライン講座を、受講者に操作を求めない形で設計

定着・再現性教材と動画が法人内で共有された。講座で出た質問には、後日出典を付けて回答

閉域環境での生成AIの検証と導入手順2026年

要件定義ネットにつながないPCで、AIが規程から守るべき事項を漏れなく抜き出せるか。それをどう確かめるか

設計・実装2つの方式を比べ、判定と照合を自動化。照合の誤判定は自分で見つけて直した

定着・再現性コードと全出力を公開。その結果をもとに、導入の確認手順と、AIの置き場所の判定ツールも公開

Palantir Learn

2026年10月24日、Foundry・AIP の Speedrun 5件と Deep Dive 9件をすべて修了し、Applied Notional Project を完了しました(修了バッジ18件)。照会例:uri2mxcyfmts

公開しているもの

第三者が確認できる修了証

発行元名称確認先
Palantir TechnologiesFoundry & AIP Builder Foundationsuri2mxcyfmts
Palantir TechnologiesSpeedrun: Your First Agentic AIP Workflowwpfcqyvznoie
Palantir TechnologiesSpeedrun: Your First End-to-End Workflowyksgsqyggj57
Palantir TechnologiesScoping Use Cases for Foundry & AIPzmh4myyd8k3y
OpenAI AcademyAI Foundations(修了証)8dfutha53o
OpenAI AcademyApplied AI Foundations(修了証)i2ejlkasw4
OpenAI AcademyAgents and Workflows(修了証)uhekl6rpw0
Google(Coursera)Google AI Professional CertificateCoursera
AnthropicClaude Code in Action53iz7cz2u65x
AnthropicClaude with the Anthropic APIxcpjvyndrvd5
AnthropicClaude with Amazon Bedrockehgb8v65eamz
AnthropicClaude with Google Vertex AIneh8xspsqzyx
AnthropicIntroduction to Model Context Protocolf4mh7a6yywz4
AnthropicModel Context Protocol: Advanced Topicsgqjh45tamjd8
AWSWell-Architected Proficient(2025年5月)Credly